モテブランド予想2009A/W
モテブランド予想2009A/W: " 当たるも八卦当たらぬも八卦。今回は毎期恒例のモテブランド予想です。もはや、無理やりモテに関連付けて、トレンド的に私が気になるブランドを挙げるというコーナーになっていますが、一応、知名度、トレンド、着こなしやすさの3点からモテブランドを選んでいるつもり。セレクトショップオリジナルや鉄板ブランドだけ挙げても面白くないので、モード、ドメブラ、ファストファッション、その他、と、バラエティに富んだラインナップになるよう、バランスを心がけております。
それではいつも通り競馬風に予想してみましたので、参考程度にどうぞ。
| 枠番 | 予想 | ブランド名 | お値段 | 寸評 |
| 1 | アバクロンビー&フィッチ | 安 | 12月に上陸も今更感漂う | |
| 2 | ▲ | インパクティスケリー | 並 | 新ライン「パーマネントウェア」が登場 |
| 3 | ヴァンキッシュ | 安 | ヴァンキが俺にもっと輝けと囁いている | |
| 4 | Nハリウッド | 並 | 摩天楼ジグザグに駆け抜けて行くのさ | |
| 5 | エンジニアードガーメンツ | 並 | 安めのセカンドラインも魅力的 | |
| 6 | △ | kolor | 高 | 業界人に大人気 路面店も青山にオープン |
| 7 | × | ザ・ノース・フェイス | 並 | ファッション性の高いパープルレーベルに注目 |
| 8 | ジバンシィ・バイ・リカルドティッシ | 鬼 | メンズにレギンスを流行らせる | |
| 9 | プラダ | 鬼 | スーツスタイルにメタルスタッズ | |
| 10 | ブラック・コムデギャルソン | 安 | 安い!黒い!川久保玲! | |
| 11 | ◎ | ベドウィン | 並 | ディッキーズのコラボブームの火付け役 |
| 12 | MARK&LONA | 並 | ゴルフ女子攻略への足がかり | |
| 13 | 無印良品 | 安 | ザ・エコ&ナチュラル 森ガールが好むブランド | |
| 14 | △ | モンクレール | 高 | トム・ブラウンのガム・ブルーが始動 |
| 15 | ○ | ユニクロ | 安 | 鬼にジルサンダーで止まらぬユニクロ無双 |
| 16 | ランバン | 鬼 | ゆるスタイルの流れをもたらす | |
| 17 | ロバート・ゲラー | 高 | 光る日本製 NY系ではまだ値段も良心的 | |
| 18 | ▲ | ワコマリア | 並 | 手軽に不良テイストを取り入れるなら |
※印の意味
◎…本命の意味の印。最もモテる可能性が高い。
○…対抗の意味の印。2番手。
▲…3番手の意味の印。本命を負かしうる力を持つと思われる。
△…4番手、穴の意味の印。展開によっては勝つ可能性アリ。
×…注意の意味の印。大穴の意。本命に勝つ事はあまり期待できない。
※値段の目安
安…バリューを感じるプライス
並…あくまでファッション好きにとっての普通
高…ファッション好きでも高いと感じるレベル
鬼…買うのに「確固たる覚悟」か「かなりの勢い」が必要なレベル
トレンド的には、昨年の秋冬から大きな変化は特になく、等身大の、
ゆるスタイル、アメカジ、ファストファッションが今期も軸になりますが、前期、あれほど話題になったジェンダーレスファッションが早くも鳴りを潜め、「男らしい」ファッションが台頭してきています。
コレクションでは、黒を中心としたクラシカルで男性的なスタイルが目立ち、ジェンダーレスファッションを提案していたプラダやジバンシーも、スタッズやレザーを用いた力強いスタイルを発表。国内に目を向けても、おとなしい草食男子に反する、ヤンキー系の肉食ファッションやラギッドなヘビーデューティに勢いを感じます。レディースでも、ロック、ミリタリー、ワーク、男性っぽい着こなし、などがトレンドのキーワードになっていますし、今期は今までのスタイルに「男らしさ」を加えるのがポイントになってくるはずです。それでは、もう少し細かく、トレンドに言及しながら、モテブランド予想の解説に
入っていきたいと思います。
■アメカジはアウトドアとスポーツに注目
今期もモテブランドの中心はアメカジです。アメカジと言えば、
Nハリウッド、インパクティスケリー、エンジニアード・ガーメンツが定番ですが、女性誌を読んでいると、ランニング女子、アウトドア女子、ゴルフ女子、サイクリング女子と、なんだかスポーツ熱が高まっているので、スポーティーで機能的、かつ、日常でも着ることのできるアメカジをチョイスするのがモテへの近道。
ただ、機能性に特化したラギッドでごりごりしたスタイルよりも、モダンでファッション性に富んだアイテムを好むのが女性です。キーワードは「シンプルで機能的」。そしてディテールへのこだわりがあれば完璧です。そういうアイテムなりブランドを狙いましょう。
というわけで、今期の本命はベドウィン。シンプルで機能的。
そして刺繍やディテールにもこだわりを感じるブランドです。
さらに、ディッキーズとのコラボやクロップド丈パンツを流行らせるなど、今のトレンドにもジャストフィット。シンプルなので、ラギッドスタイルからプレッピースタイルまで、スタイリングも自由自在。幅広いスタイルに使えるため、ファッション誌のスタイリングでもよく使われているブランドです。
冬の風物詩モンクレールもスポーツ・アウトドアブランドでは外せません。トム・ブラウンのガム・ブルーが加わり、ますます、目が離せないブランドになりましたが、いかんせん、モンクレールのダウンは高いですよね。この不景気でハイブランドが売れない時代に、はたして、ラグジュアリーなモンクレールはウケるのか?
という点から考えると、アウトドアブランドの雄ザ・ノースフェイスという選択肢が出てきます。ジュンヤ・ワタナベ・コムデギャルソン、テーラーデザイン、ファンデーションアディクト(レディース)のコラボがハイセンスで有名ですが、こちらも高いので、ナナミカとのコラボラインであるパープルレーベルを推したいと思います。パープルレーベルは、本ラインと値段はそんなに変わらずファッション性を高めたラインです。ザ・ノースフェイスのナイロンパーカーやブルゾンが女性誌でもよく取り上げられていますし、
アウトドアやサイクリングを好む女性が増えているので、ダークホースになるかもしれません。
あとは今年話題のゴルフ女子。こちらをピンポイントで狙うなら、MARK&LONAが面白いブランドです。ゴルフ雑誌はもちろんのこと、ファッション誌でも、TheCOVER magazine、Safari、Leon、Gainer、女性誌だとAneCanによく載っていますし、LOVELESS、ESTNATION、EDIFICE、BEAMSのような感度の高いセレクトショップにも置いてあるブランドです。ゴルフ女子なら結構な女性が知っているはず。あくまで、ゴルフウェアですが、日常着としても十分着ることができるモダンなデザインで、スカルがブランドのモチーフになっています。さりげないロゴアピールからゴルフトークに持ち込んでみては。
■アンチ草食男子としてのヤンキー
昨年から女性誌で話題なのが草食男子。「SEXにガツガツせず、女性の趣味にも理解のある温厚な草食男子ってステキ」という話だったはずなのですが、メディアでの露出が増えるにつれ、「やっぱり、肉食男子の方がいいよね」という流れになり、今では「いやいや、肉食と草食を兼ね備えた、雑食男子が最強でしょ」と
理想像を押し付けるような展開になってきています。
「普段は草食。私にだけ肉食(By PINKY7月号
ひとまず、女性誌の妄想は置いておいて、この草食男子の流れに反するように、昨年くらいからブームになっているのがヤンキーです。EXILE、クローズ、ROOKIES、ドロップ、ごくせんなどがヒットし、ヤンキー文化に関する書籍も多数出版されています。ワルでかっこいい男の子という意味の「ワルメン」、熱い男という意味の「コゲメン」、ヤンキーファッションを追求した「オラオラ系」なる言葉も登場しているので、おとなしい草食スタイルではなく、
ファッションに不良テイストを取り入れた、熱いファッションが、
モテに効果的かもしれません。
この不良テイストを手軽に取り入れることができるのがワコマリア。ルードな雰囲気で男らしさ溢れるブランドです。昨年もアメカジが流行っていましたが、今年は80年代、90年代だけではなく、Lightning7月号
50年代にも注目が集まっているので、ルードなワコマリアはトレンド的にもぴったりではないでしょうか。
スタイリストの北原哲夫系(≒SENSE系)で固めてもいいかもしれません。ファッション誌SENSEがクローズやワーストをよく取り上げているように、不良ファッションは得意分野です。ブランドは、ロエン、ロアー、マスターマインド、シェラック、アタッチメント、5351など。特に、今期のロエンは「夜露四苦」と服にデザインを入れているくらい、ヤンキーを表現しているので、うまく、ファンタジーとして取り入れると面白そう。サジ加減を間違えるとDQNと蔑視されそうですが・・・。
他に、ヤンキー文化と言えば、そのDNAを受け継ぐギャル男も
忘れてはいけません。不景気になると、なぜか、ギャルとストリートファッションが元気になってきます。コギャルの時はギャル男が、お姉系の時はお兄系が話題になりました。現在、小悪魔agehaが注目を集めているので、当然、それと対になるファッションがギャル男から生まれると思うのですが、おそらく、「Vホス」系と言われるスタイル(MEN'S SPIDER発)がそうでしょう。ヴィジュアル系+ホスト系でVホス系ですが、お兄系、ギャル男系、Vホス系、ガイア系。その全てに対応する、ヴァンキッシュをとりあえず
押さえておくといいのではないでしょうか。ただいま、ギャル層が拡大しつつあるので、ギャルを狙うなら、ヴァンキッシュで。
ただし。「イケメンに限る」という罠が、不良系ファッションにはあることを頭の片隅にでも入れて置いてください。日経エンタテインメント !8月号
■ファストファッションはユニクロが鉄板
ファストファッションブームでバリューなブランドが増えており、今後もますます増えていくと思いますが、とりあえず、メジャーどころを押さえておくのが間違いないでしょう。それでも数が多く、取捨選択が悩ましいのですが、今期はこの4つに絞ってみました。
まずはユニクロから。年々、オシャレになってきており、つい先日は、あのパリのセレクトショップ、コレット(世界のファッショニスタ御用達)に期間限定でショップインショップをオープン。10月2日にジル・サンダー監修の「+J」発売も控えており、MEN'S NON・NO9月号
人と被りやすいという欠点は話題の「デコクロ」で。
non-no9/5号
着こなし次第では、十分、本命を負かす力を持っています。
このユニクロに負けないくらい、常に話題を提供し続けているのが、コムデギャルソンです。期間限定の廉価ライン、ブラック・コムデギャルソンのメンズラインもスタートし、話題になっております。今期のトレンドが黒なので、安くて、トレンドで、ネームもある、ブラック・コムデギャルソンは、今が狙い目ではないでしょうか。プレイ・コムデギャルソンよりは被らないはず。モードなバリュー服で「+J」と勝負できるのは、おそらく、日本ではここくらい。
無印良品は森ガール対策で。森にいるようなファッションの女の子を森ガールと言い、肉食のギャル系とは対極の存在です。基本的に、彼女たちは草食なので、無印良品のエコ&ナチュラルの迷彩装備で近づきましょう。森にいそうな女の子なら、その森(世界観)に溶け込んでしまえばいいのです(笑)森ガール狙い以外でも、古着やアウトドアファッションと相性が良いのもポイント。
今のトレンド的にも使いやすいブランドです。
アウトドアといえば、いよいよ、12月にアバクロこと、アバクロンビー&フィッチが上陸。ただ、2005年の発表から4年も待たされているので、今更感が漂うのと、本国での売上が芳しくないのが気がかり。H&Mやフォーエバー21のように上陸が大きく取り上げられ、人気が再燃したら、トレンドがアウトドアやヴィンテージ(テイスト)なので、モテブランドの上位にくることは間違いありません。
今はファストファッション全盛ですが、その一方で、高くても、
職人気質の作りこみ系ブランドも注目を集めています。その代表がKolorでしょう。素材やパターンの作りこみが業界人にウケ、WWD、MEN'S NON-NO、MEN'S CLUB、2ndなど、いろんなファッション誌でプッシュされています。他にも、ビズビム、ホワイトマウンテニアリング、sacai、Kitsune、Scye、アーツ&サイエンスなどありますが、安くて画一的な服で溢れるている今だからこそ、こだわり派のブランドが放つ、いぶし銀の渋い光が、女性の目にも届くかもしれません。ただ、ほぼ、間違いなく、自己満足で終わると思いますが(笑)だからといって、ウンチクを垂れるようなことはしないように。
■おわりに
今期のキーワードを挙げつつモテブランドを予想してみましたが、いかがだったでしょうか。今期は、とにかく、「男らしさ」がポイントです。緩さや上品さを残しつつも、いかに、「男らしさ」を加えるか。それに尽きます。重い素材(例:ツイード)や黒を使う、シンプルですっきりした着こなしをする、少しロック(アウトロー)よりにしてみる、ミリタリーやクラシックなアイテムを取り入れる、シンプルなファストファッションにはダメージ加工を加えてみる。方法はいろいろあると思います。それではこのモテブランド予想が参考になれば幸いです。
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総務省の「インターネット検索エンジンの現状と市場規模等」に関する調査はひどいなあ: "2009/8/20に総務省は「インターネット検索エンジンの現状と市場規模等」に関する調査結果を公表した。まずAからいこう。下図の一番上のグラフが該当する。米印の注意書きをよく読んでみよう。何と5年以上前のデータを基に、テキスト/画像/動画の比率を2005-2009年まで固定的に使っているようだ。恐らく情報量で言えば、動画のビット数が大きいため、現在では殆どが動画ファイルの情報で占められるのではないか。5年前の何らかのシェアを、この急増して利用形態も変化するネットのマーケットで固定で使っているところが、「酷い」と思う。
あと、サーバー台数はNetcraft社の数字を使っているが、こういう情報量を推測するような場合に参考にするに相応しいものなのか十分吟味したのだろうか。
次にBにいこう。こちらは私の専門領域でもある。「検索エンジンの月間延べ利用者数」に何の意味があるのだろう。これはグラフの凡例から推測すると、正確には、「各検索エンジン(どれだけ対象にしたのか不明だが)の月間利用者数の単純合計」のようだ。いろんな検索エンジンを使えば、「延べ」は増える。検索サービスだけが、非常に伸びているかのごとく聞こえるが、実際は「月間のユニークユーザ数」で比較しなければ意味がないので、都合のよい使い方をしている。
また「検索サービスの一人当たり月間利用回数」は横ばいで、別に利用頻度が全体で増えているわけでもない。「検索」に焦点を当てているため、伸びていることを言いたいのはわかる(そして検索市場が発展しているのは間違いない)が、数字を恣意的に使っちゃいかん。このグラフはネットレイティングスがデータソースだが、ネットレイティングスに問い合わせれば、検索ユーザーの月間ユニークユーザ数くらい出してもらえる。少なくともこの1年検索カテゴリー全体のリーチは増えていないことを私は知っている。
最後は次いでだけど。3番目のグラフを見てほしい。正の強い相関があるようなグレーの楕円が書いてあるんだが、こんな強い相関があるようには見えない。グレーの楕円は外してもらいたいものだ。左下の塊は別として、比較的まんべんなくばらついている様に見えるが、如何だろう。確かに相関係数を出せば、それなりに正の相関にはなっているには違いないと思うが、まだ目は見えている積りだ。
結局オリジナルは390社のアンケートだけのようにみえるので、そのオリジナルな調査を中心に話を展開した方がよかったのではないだろうか。多分誤解もあるだろう。関係者の方は是非教えてコメントしてほしい。



